連絡【重要】会費値上げに関するQ & A(12/12更新)
- 値上げの理由は何ですか?
過去に繰り越された資金を補填しながら様々な活動を実施してまいりましたが、その運用にも限界が近づいております。年間の活動における会計は総会や総会資料でご説明しておりますが、事務所の維持費や物価の高騰もあり、例年同様の活動でも経費が膨らみ活動継続が困難となってきております。更には会員のみなさまや地域、他団体からの問い合わせに対応するため事務活動を担っている事務員の強化が必要となってきており、その人件費も今後、捻出していかなければなりません 。
- どのような支出がありますか?
県学会や各種学術研修会の開催などに関わる費用があります。他にも啓発活動として力を入れている理学療法の日の広告掲載、おかやまマラソンのサポートや介護サービス博覧会中四国のブース出展などの一般の方向けのイベント、診療・介護報酬改定セミナーや管理者ネットワーク研修など参加費をいただかないもの、ホームページ管理費、印刷費、郵送費などになります。
- なぜ、この時期に値上げをするのですか?
平成29年頃より会費の値上げを検討し、予定では会員の理解を得ながら、令和5年時点には結論を出し、実施する予定でしたが、新型コロナウイルス蔓えんにより、各活動が制限されたこと、そして、みなさまの生活を守るためにも会費の値上げは見送ることにいたしました。しかし、会費収入と活動のバランスが限界に達しているため、値上げを検討させていただきました。
- 値上げの具体的な金額はどのくらいですか?
会費は現在、日本理学療法士協会と県士会費と合算で14,000円となっています。これは日本一安い会費となっております。今後、その会費を18,000円に値上げすることを検討しております。
- 他県の理学療法士会の会費はどれぐらいですか?
他県では日本理学療法士協会と県士会費と合算で20,000~19,000円が最も多く、29の都道府県士会が前述の会費になります。高いところになりますと22,000円のところもあります。岡山県士会の会費14,000円は日本一安く、他県士会にはみられない金額となっています。会費の全国平均は18,893円となっており、値上げしても岡山県士会の会費は全国平均を下回ります。
- 値上げすることで自分たちにメリットはありますか?
今まで通り学会、学術研修会の開催や公益活動など県士会として必要なものを継続できることが最大のメリットになります。また、新たに新入会者に対して入会費の免除や県士会員に対しては県士会主催の県学会や研修会の参加費の免除を考えております。特に今まで複数回、県士会主催の研修会等に参加していただいている会員には受益者負担が減り、メリットがあると思います。さらに多くの方が入会し続けていただくことで、広く理学療法士の身分保障にも繋がると考えています。
- 会費の値上げをしないとどうなりますか?
このまま値上げをしないと、上記のような様々な研修会や学会、イベントなど会員にとって必要なサービスの提供が縮小または困難になるか、もしくは無料のものは有料に、参加費が必要なものは値上げなどをせざるを得ません。
- 支出を抑え、値上げを回避するために県士会として努力したことは何かありますか?
県士会の学術誌「理学療法おかやま」の電子化を行いました。また、今後、会報誌の電子化等も検討してまいります。また、人件費に関しても元々、県士会理事には役員手当は支給されておりません。会議費や行動費のみで、会議などに関する個別の準備活動費もいただいておりません。
今後の展望について教えてください。
岡山県理学療法士会としては昨今の社会情勢を鑑みながら、日本理学療法士協会と連携し理学療法士の社会的地位の維持、向上を図るために活動してまいります。今後も多くの理学療法士が毎年、誕生し、その理学療法士が社会で活躍し続けるよう、職域拡大や行政、他団体と連携しながら持続可能な県士会活動を実施してまいります。