岡山理学療法士会とは
一般社団法人
岡山県理学療法士会
会長 荒尾 賢
一般社団法人岡山県理学療法士会は昭和42年に数名の会員で日本理学療法士協会支部組織の任意団体として結成されました。その後、県民のみなさまの医療・保健・福祉の増進に寄与することを目的として、さまざまな公益活動を行ってまいりました。平成8年にはこれら活動の公益性から岡山県より社団法人として認可を受け、平成24年より一般社団法人として現在に至っております。現在(令和5年度時点)、岡山県理学療法士会会員数は約2200名であり、理学療法士の組織という枠組みだけでなく、広く県民のみなさまのために様々な活動が社会の公益に還元されることを目指し以下のよう活動していきます。
- リハピリテーションの専門職として、その資質を向上させるべく、学会・研修会を開催し研鑽に励みます。
- 県市町村及び関係諸団体からの要請に対し、理学療法に関する相談・助言活動などの事業を実施するよう努めます。
- 地域保健福祉関係者との交流を拡大し、医療・保健・福祉の連携を強固なものとし、地域包括ケアシステムが円滑に機能するよう協力をいたします。
- 岡山県下の理学療法士養成機関と協力し、将釆の人材育成に尚一層の努力をいたします。
理学療法士の職域は時代とともに徐々に広がっています。病院や施設などで活動しているのは一般的にも知られていますが、それ以外にも行政機関、スポーツジム、福祉用具業者、就労支援関連など、その活躍の場は医療の枠にとどまらず、子どもから高齢者にいたるまで保健・予防、健康増進、介護、福祉、産業などあらゆる分野に及んでいます。高齢者人口増加とともに定年退職年齢の引き上げや継続雇用など生涯現役社会を政府は推し進めています。わたしたち理学療法士は就労支援や健康増進、生活習慣病予防など、この人生100年時代に健康寿命の延伸に力を入れ、多様な就労、社会参加にも少しで貢献できるよう日々、活動してまいります。
理学療法士はリハビリテーション専門職として、あらゆる世代のみなさまの笑顔の続く幸せな暮らし、自分らしいすこやかな暮らしのために、これからも身体づくりと生活動作の専門家として支援することを続けてまいります。